ディーラーの自動車保険はやめとけ?メリット・デメリットまとめ

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ディーラーの任意保険のメリット・デメリットを知ろう!

最近は自動車販売店(ディーラー)も必死になって保険を勧めてきます。

 

ディーラーで新車を購入すると、必ず「任意保険はどうします?」みたいな感じになりますよね。

 

いつもお世話になっている担当者さんから進められるとはっきりとNO!と言えない・・・。

 

 

でも、ディーラーで入るメリットはあるのでしょうか?

 

僕としてはディーラー保険はあまりおすすめ出来ません

 

なぜおすすめできないのか?
メリットもありますが、まずはデメリットから見ていきましょう!

 

 

ディーラー保険のデメリット

 

 

車を購入すると、ディーラー側から自動車保険の加入をすすめられることが多くなってきました。

 

 

でも、多くの方がその後、違う保険に乗り換えている事実もあります。
その理由とも言うべきデメリットを紹介します。

 

 

保険料が高い

 

ディーラーが代理店となって手続きしますので、当然、ディーラーがすすめる保険は代理店型です。

 

そのため、ダイレクト型保険に比べると、間違いなく保険料は高くなっています

 

 

とにかく保険料は安くしたい!というなら、ダイレクト保険がおすすめです。

 

料金よりも安心できる保険がいいなら、代理店型のほうがいいでしょう。

 

代理店型に入るなら、ディーラーよりも正規代理店のほうがおすすめです。

 

 

→ダイレクト型と代理店型ってどっちがいいの?料金や事故対応を比較

 

 

保険の専門家ではない

 

代理店型の保険を契約する利点の1つは、大量にある保険や特約をうまく組み合わせて、契約者のニーズに合った保険を組み立ててもらえることです。

 

 

しかし、保険を専門に扱っている代理店の担当者と比べると、ディーラーの担当者は圧倒的に保険の知識がありません

 

事故が起きたら、ディーラーに連絡すればディーラーから保険会社に連絡をするだけなので、結局は保険会社だよりになるんですけどね・・・。

 

 

また、すすめてくる保険は保険会社が作ったパック型の保険で、契約者のニーズに合わせて組み立てるようなことはほとんどできないのが現状です。

 

もちろん、事故対応でも同様で、相手の対物賠償だけで十分だったのに車両保険を使わされるようなことが起こるかもしれません。

 

 

担当者がコロコロ変わる

 

自動車のディーラーの担当者は、定期的に変わります。
これは、各地に店舗を持つ車の販売店の宿命です。

 

すべての会社がそうだとは言えませんが、長くても3年程度で入れ替わることが多いようです。

 

 

車の購入だけであれば担当者が変わっても大きな影響はありませんが、事故対応の途中で異動などということになれば、また一から説明が必要ですし、引き継ぎ漏れなどで揉めることになるかもしれません。

 

そもそも保険というのは、ライフプランにも関わってくるものですので、担当者がコロコロ変わられてしまうのは好ましくありません。

 

 

 

また、担当者の能力や相性の問題もあります。

 

前任者は能力が高く、説明も丁寧、物腰柔らかくて相性もいい。だから保険にも入った。

 

でも急に担当者が変わって、知識の乏しい使えない新人になったらどうでしょうか?

 

 

 

つい先日、私もディーラーの担当者が変わりました。
引っ越してきて、4年目ですが、3人ほど変わっています・・・。

 

そして、前任者に比べて相性が悪い・・・。妻も苦手と言っていて、どう付き合っていけばいいのか・・・。(保険は加入していませんが)

 

 

他メーカーの車に買い替えたら・・・

たとえば、トヨタの車を購入してディーラー保険に加入したとしましょう。

 

そして数年後に、日産の車に買い替えたときに、ディーラー保険はどうしたら良いでしょうか?

 

 

基本的にはそのままトヨタの保険を使えばいいのですが、日産の車に乗っているのになんだか気まずいですよね。

 

車を買い替えた時に、保険も切り替えればいいじゃん!?と思うかもしれませんが、そ言う言うわけには行きません。

 

※なぜかは後述します。

 

 

デメリットについては以上の4つです。
ではメリットについても見ていきましょう。

 

 

ディーラー保険のメリット

 

 

 

車のことはディーラーにすべて任せられる!

 

車を持っていると、車検や修理、消耗品の交換、タイヤの履き替え、保険の手続きなど様々な手続きや処理がありますよね。

 

上記のことは保険以外はディーラーですべて出来ます。

 

ディーラー保険に入れば、車のことはすべてディーラーにおまかせできるというメリットがうまれます。

 

 

とは言え、デメリットのところに書いたとおり、ディーラーの人間は車については詳しいですが、保険の知識は最低限のことしか知りません。

 

また、車検などはディーラーよりも車検業者などのほうが安く済ませられます。

 

 

車の維持費を安く抑えたいなら、全てディーラーに任せるのはやめたほうがいいでしょう。

 

逆に、面倒だから全てディーラーに任せたい!というなら保険も任せてしまえばいいのではないでしょうか。

 

 

 

付帯サービスがある

 

ディーラーからすすめられる自動車保険は、当然ディーラーが提携している保険会社の保険です。
そのため、普通に申し込んだ場合は付帯することのないようなサービスが付帯していることがあります。

 

例えば、以下のようなサービスがあります。

 

 

・故意ではないのに保険適用で等級が下がる破損(飛び石によるフロントガラス破損や落書き)の無料修理
・レッカー移動の移動距離制限の割り増し

 

 

以上のようにディーラー保険には2つのメリットがあります。

 

 

 

 

自動車保険で迷っているならまずは一括見積もり

 

自動車保険は慎重に選ばないとムダなお金が出ていってしまいます。

 

どんな保障がどのくらい必要で、特約はどれがいいのか?

 

はっきり言って、難しくてよくわからないです・・・。

 

しかし、よくわからないからと言ってディーラーの言いなりでは大事なお金を損してしまいますよ。

 

まずは、複数の保険の料金やサービスを比較してみましょう。

 

無料一括見積もりを利用すると、簡単に各社の見積書とパンフレットがもらえますよ。

 

→今すぐ自動車保険の一括見積をする

 

 

 

 

車を買い換える時の注意点。損するかもしれません

 

 

車を買い換える時に、保険も一緒に乗り換えちゃおう!と考えている(もしくは営業マンの言葉に騙されて)方は注意が必要です。

 

もしかしたら、金銭面でかなり損をするかもしれません。

 

 

保険の満期はいつですか?

 

車を買い換える時期と保険の満期が一緒という方は少ないでしょう。

 

まず車を買い換える時に確認してほしいのが自動車保険の満期です。

 

 

もし、満期までに時間があるなら保険を変えないほうがいいです。
その理由は2つあります。

 

 

  1. 違約金が発生する
  2. 等級は現状引き継ぎで1年先まで上がらない

 

 

まず違約金ですが、月ごとにどのくらいの違約金が発生するかが異なっています。

 

年払いにしている場合は、返金してもらえますが、違約金を差し引いた金額が返金されます。
月払いの場合は、違約金を支払うことになります。

 

 

次に等級についてですが、途中で保険を変更すると、今の等級を引き継ぐことになり、次に等級が上がるのが1年後となってしまうのです。

 

たとえば、8ヶ月目で解約した場合、あと4ヶ月で等級UPして保険料もお得になるはずだったのが、解約したら等級UPは1年後です。
8ヶ月間は等級アップによる値引きを損したことになりますよね。

 

 

なので、車の買い替えで保険を見直そうと考えているなら、必ず保険の満期を確認するようにしましょう。

 

 

あと、車を買い替えたら保険会社に連絡しましょうね。
連絡をしないと、保険が適用されないこともあるので。

 

 

 

 

営業マンは保険のノルマもあるの?

 

自動車保険をすすめてくるということは、それだけ契約をとりたいということです。
つまり、保険の契約数についてもノルマがあると考えるのが自然でしょう。

 

 

もちろん、明確に何件というノルマはなくとも、売り上げが成績に直結しているのは必至ですので、その点でノルマと同じだと言えます。

 

 

マージンはいくら位はいるの?

 

損保の代理店ですので、相応のマージンがディーラーにはいります。

 

金額は、保険料の10%から20%と言われています。

 

もちろん、これは店舗にはいるマージンですので、営業マン個人にどの程度はいるのかは、その販売店と営業マンの契約次第でしょう。

 

 

ただ、営業マンの中には個人的に保険会社と代理店契約している場合もありますので、そういった人にはこのマージンが直接はいることになるでしょう。

 

そのため、そういった営業マンの営業は相応に強引になる傾向があるようです。

 

 

 

結論!ディーラー保険おすすめしません

 

ディーラー保険のメリットとデメリットを見てきました。
これらを総合的に考えると、やはり、ディーラー保険はあまりおすすめできません。

 

詳しく説明しましょう。

 

 

代理店型を選ぶほうが知識があって安心

 

この点がおすすめしないもっとも大きな理由です。

 

保険というのは、「安心を買う」という部分がもっとも重要な点ですので、それほど保険の知識のない人と契約してしまって「安心できない」などというのは論外なのです。

 

 

同じ代理店で契約するのであれば、保険を専門とするプロの代理店で契約すれば、保険の知識は豊富で、また事故対応なども慣れたものでしょう。

 

そう感じる「安心感」が保険にとって重要なところなのです。

 

 

担当者もあまり変わらない

 

実際に保険を使う段階になって連絡すると、実は「保険会社の人間が担当することになる」場合も少なくありません。
これでは、いままで培ってきたディーラーの担当者との関係が意味のないものだということになります。

 

 

代理店型の保険というのは、担当者との関係によって、きめ細かなサービスを受けることができるところに大きなアドバンテージがあるものです。
その関係が無意味なところで保険を契約すること自体が無意味です。

 

 

安くしたいならダイレクト型

 

人と人との繋がりを重視しないのであれば、代理店型の保険を選ぶ理由はありません。

 

またある程度、保険の知識があるなら、自分に最適なプランが組めるでしょう。
それであれば、価格を重視してダイレクト型を選ぶべきでしょう。

 

 

ダイレクト型であれば、同じ補償内容で3割近くは値段を下げることが可能な場合が多いです。

 

 

 

こんな人はディーラー型を選んでもいい

 

上記を踏まえた上でも、ディーラー保険を選んでもいい人は、どんな人でしょうか?

 

・手続きが面倒で、すべてやってもらいたい人
・ディーラーの担当者と長いつきあいで、その人のために契約したい人
・次も同じ販売店で車を購入しようと考えている人
・保険について自分で勉強し、対応方法を提案できる人

 

 

まとめ

ディーラー保険は手続位が楽ですし、ディーラーならではの特典があります。

 

しかし、やはり餅は餅屋
保険は、もしものときに安心できる人に任せたいものです。

 

なので、自動車保険はしっかりと専門知識を持った代理店へお願いするのが一番です。

 

多少の知識があるなら、価格が抑えられるダイレクト型もおすすめです。

 

ダイレクト型はネットでの申込みに、電話応対はオペレーター(パート??)なので対応はあまり良くありません
しかし、その分金額は抑えられるので、節約したい方は自動車保険について学びダイレクト型にはいるといいでしょう。

 

価格はちょっと高くても、もしものときのために安心を買いたい!という方は代理店型です。
僕は10年以上、東京海上の任意保険に入っていますが、担当者さんもずっと一緒で何でも相談できるので信頼しています。

 

 

価格重視!
という方は、保険料がやすかったり割引がたくさんある人に保険を選ぶといいでしょう。
20等級と6等級の見積もりを実際に取ってみた結果はこちらにまとめました。

 

→【年齢別】一番安い自動車保険ランキング!実際に見積り依頼してみた結果・・・

 


自動車保険ってどこがいいの?

「各保険会社って何が違うの?」
「補償内容や特約ってどう決めたらいいの?」
「安い保険がいいけど事故対応が心配」

とどの保険がいいのか迷っているなら、まずはこちらを御覧ください。

→賢い自動車保険の選び方。もしもの時に後悔しないために




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