ガス欠になったらまずすべきこと
当たり前ですがガス欠になると、車は停まってしまいます。
このときパニックになってしまいがちですが、できるかぎり速やかに対処していかなければなりません。ガス欠になってしまったときの対処方法をお教えします。
ガス欠になった場合、後続車の迷惑にならないところに移動させることが最優先です。
ガス欠になる直前だと、加速しなかったり、車の挙動が不審になったりします。
このような状態になった場合は路肩や駐車場に車を寄せ、自分自身と後続車の安全を確保しましょう。
たとえガス欠でなかったとしても、なんらかのトラブルが起きる可能性が極めて高いからです。
細い道のど真ん中でガス欠になってしまった場合、後続車が通れなくなるだけでなく、追突などが起こる危険性もあります。
近くにガソリンスタンドがある場合
路肩や駐車場に停めたはいいものの、やはりガス欠ということで動かなくなってしまった……。
こんな場合はどうしたらよいのでしょうか。
ドラマや漫画だとガス欠になってみんなで車を押していく・・・。
なんてシーンが有りますが、、車は非常に重いですし、押して行くとなると危険も伴うのでやめましょう。おすすめしません!
ではどうすればいいのか?
ガソリンスタンドが近くにあるなら、車をおいてガソリンスタンドまで行きましょう。
事情を説明すればガソリンタンクをもらえるはずです。
または店員さんがガソリンタンクを持ってついてきてくれるかもしれません。
ガソリンは携行缶があれば持ち出しできます。
ただ、最近ではセルフスタンドが増え、携行缶もNGとなっているところもあるようです。
セルフスタンドでも店員さんがいるので、事情を説明すれば対処してくれるでしょう。
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ガソリンスタンドが近くにないときにはどうするか
ガス欠はどこで起こるかわかりません。近くにガソリンスタンドがあるとは限らないため、そういった場合の対策を知っておくことも必要になります。
ガソリンスタンドが近くにない状態でガス欠が起きたのなら、友人や家族に連絡をし、ガソリンを持ってきてもらいましょう。
ガソリンスタンドに電話すれば持ってきてもらえるのでは?
と思うかもしれませんが、最近はセルフも増え、ガソリンスタンドも人手不足です。
田舎のスタンドなら持ってきてもらえるかもしれませんが、都会の場合断られるでしょう。
なので、友人や家族にスタンドに行ってもらい携行缶でガソリンを持ってきてもらうのがいいでしょう。
一般道路であるのなら、この方法で解決することができます。現在は携帯電話が普及しているので、このような対策も打ちやすくなりました。
ロードサービスを利用しよう
ガス欠になってどうしようもなかったら、JAFや任意保険のロードサービスを使いましょう。
JAFの場合、「ガス欠」を6つの段階に分けています。
・昼間の一般道路
・夜間の一般道路
・昼間の、高速道路のパーキングエリア(サービスエリア)内
・夜間の、高速道路のパーキングエリア内
・昼間の、高速道路のパーキングエリア外
・夜間の、高速道路のパーキングエリア外
JAFの会員になっている場合は、基本的にはどのケースでも無料で対応してもらえます。
しかし非会員の場合は8,230円~19,540円と、かなりの金額がかかってしまうので注意が必要です。
任意保険についてくるタイプのロードサービスの場合は、無料でガソリンを届けてくれるケースが多いようです。
ただし、「契約をしてから1年経たないと利用できない」などの制約があることもあるので、事前に確認をしておくことが重要です。
高速道路でガス欠を起こすと交通違反になる
もし高速道路でガス欠を起こしたらどうなるのでしょうか?
先ほどのロードサービスで紹介したように、JAFや任意保険で解決することができるでしょう。
しかし、高速道路でのガス欠は非常に危険です。追突して死亡事故にも繋がる恐れがあります。
一つ覚えておいてほしいのは、高速道路でガス欠を起こした場合、道路交通法違反になるということです。
高速道路は一般道路とはまた違う決まりがあるため、反則金や点数のマイナスといった処置がなされることもあります。
(自動車の運転者の遵守事項)第七十五条の十 自動車の運転者は、高速自動車国道等において自動車を運転しようとするときは、あらかじめ、燃料、冷却水若しくは原動機のオイルの量又は貨物の積載の状態を点検し、必要がある場合においては、高速自動車国道等において燃料、冷却水若しくは原動機のオイルの量の不足のため当該自動車を運転することができなくなること又は積載している物を転落させ、若しくは飛散させることを防止するための措置を講じなければならない。
見つかれば「高速自動車国道等運転者遵守事項違反」となり、2点減点と9,000円の罰金ですね。
高速道路でのガス欠は、一般道路でのガス欠以上にリスクが大きいと言えます。
そのため、高速道路に入る前や入った後では、早め早めに給油を行うことが大切です。
ガス欠にならないための予防策
たとえお金がかからなかったとしても、ガス欠になると時間が非常にとられます。そのため、まずはならないように対策を考えることが重要です。
ガス欠にならないための方法はとてもシンプルです。
こまめに給油をすること。
当たり前ですがこれだけです。
ガス欠はほかのトラブルとは違い、目視で残量の目安を把握することができますから、「残り1目盛りを切ったら給油をする」といったように習慣づけておくとよいでしょう。
ちなみに、「ガス欠にはまだなっていないけど、次のガソリンスタンドまで持つかどうか不安」という場合は、エアコンをまずは切りましょう。
また、急ブレーキと急発進はガソリンの消費量を多くさせてしまう行動であるため、ずっと一定の速度で走り続けられるように調整するようにします。
意外?エンプティマークがついてもかなり走る
ガソリンの残量を確認できる目盛りですが、ガソリンが少なくなると、警告の意味も込めて燃料マークのところが赤く光るようになります。
これは「エンプティマーク」と呼ばれるものであり、ガソリンの残量が少なくなったことをしめすものです。このエンプティマークが点灯したら、速やかにガソリンスタンドに寄りましょう。
もっとも、エンプティマークがついたからといって、すぐに車が停まってしまうことはありません。
車種にもよりますが、エンプティマークが付いた後でも100キロ程度は走ることができるようになっています。
まとめ
アクセルを踏んでも加速しない、反応がないなどの全長があった場合、すぐに路肩や駐車場に停めるようにしましょう。
後続車の進路を妨げることを防止できますし、事故の危険性を減らすこともできるからです。
近くにガソリンスタンドがある場合は、歩いて行き携行缶をもらいましょう。
高速道路やガソリンスタンドがない場合は、ロードサービスを使いましょう。
JAFに加入しているなら無料で対応してくれます。
未加入なら2万円近くかかりますので覚悟しておいてくださいね(笑)
任意保険のロードサービスの場合、保険会社によって対応が違います。
事前に確認しておくことが大事ですが、わからない場合は電話をして聞いてみましょう。
ガス欠にならないためには、こまめな給油が必要です。どうしても危ない、というときはエアコンなどを切りましょう。ただし、エンプティマークがついたあとでも、100キロ程度は走ることができます。
ガス欠はとても困るもの。ただし、気を付けていれば100パーセント防げるものでもあります。
きちんと予防していきましょう。
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