「対物超過修理費用補償特約」の必要性。どんなとき役立つか知ってる?

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対物超過修理費用補償特約って必要なの?

想像してみてください・・・。

 

信号待ちで後ろから追突されました。100%相手が悪いです。
被害は結構大きく、修理費用が50万円かかると言われました。
しかし、あなたの車は10年落ちと古く、時価額で「28万円しか保証できません!」と保険会社から言われてしまいました。

 

差額の22万円はどうしたらいいのでしょうか?

 

 

この場合、自腹で補うか相手に直接請求することになります。

 

相手が「支払わない!」と言ってきたらどうですか?ムカつきますよね。ふざけんじゃないよ!って思いますよね。

 

 

この時、もし相手が「対物超過修理費用保証特約」に入っていれば22万円の差額も補償されるのです。

 

 

あなたが事故にあったと想定しましたが、逆にあなたが事故を起こしてしまった時、役立つと思いませんか?

 

それでは、もう少し詳しく見ていきましょう。

 

 

「対物超過修理費用補償特約」とは?

 

相手の車の修理費用が時価を超えてしまった時に、超えた分の修理費用を限度額まで補償してくれる特約のことです。

 

「相手の車や物に対する損害補償といえば、対物賠償責任保険を使えるんじゃないの?」

 

その通りです。

 

「対物賠償責任保険を無制限にしておけば、全額補償できるんじゃないの?」

 

そう思うのも当然です。

 

 

しかし、民法に「賠償の責任額は時価額まで」という規定があります。

 

なので、たとえ対物賠償責任保険を無制限にしておいても、対物賠償責任保険では相手の車の修理費用は時価額までしか補償できないのです。

 

どんな時に役に立つの?

 

車は年数が経つと同時に時価が下がってしまいます。
購入した時は300万円でも、5年も経てば80万円、10年経つと30万円といった具合です。

 

購入した時に高額だった車が事故にあった時、5年経った車であれば80万円。
修理にかかる費用が150万円だとすると、自分に100%過失があっても、保険会社からの相手の修理費用は80万円しか出ないということになります。

 

もちろん、相手に過失がある場合は過失割合によりますが…。

 

冒頭では自分が事故にあったと想像してもらいましたが、逆に自分が事故を起こしてしまったと考えてみてください。

 

「民法で決められているんだから仕方ないよ!」って思えますか?
もし知人の車だったら申し訳なくて、保険で補償できない部分はなんとかしないといけないと思いますよね。

 

また、もし事故を起こした相手がちょっと悪い人なら、恐喝やイヤガラセをしてくることもあるようです。

 

そんな時に「対物超過修理費用補償特約」があれば、時価額を超えた分の修理代も補償できるというワケです。

 

このようなトラブルはよくあるので、この特約が生まれたというわけです。

 

 

 

限度額はいくら?

限度額は保険会社によって異なりますがだいたい50万円というところが多いです。

 

チューリッヒだけが無制限の設定があります。

 

クラッシックカーなどと事故を起こした場合、相手方は非常に愛着のある車のため修理に出すケースが多いです。
時価額が50万円なのに修理費が300万円ということもありえますね。

 

めったにないことなので、補償額を無制限にする必要があるかどうかは判断が難しいです。
限度額50万円と無制限でどれだけ年間費に差があるのか調べて検討しましょう。

 

 

 

支払われるタイミングと期限

この特約は基本的に修理をしないと支払われません。

 

特約を使ったけど、やっぱり修理はやめよう・・・。
ということはできないので覚えておきましょう。

 

また、期限は事故発生から6ヶ月です。期限が過ぎて修理をした場合は適用外となるのでご注意ください。

 

 

自動車保険を選ぶときは、まずは一括見積もりをすることをおすすめします。


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相手が未加入、または使用しない場合

自分が事故にあった時に相手が対物超過修理費用補償特約に入っていなければ、差額分は自腹、もしくは相手に直談判するしかありません。
また、特約をつけていても、相手が使用しない!と言えば差額分は補償されません。そう、この特約は加害者の任意によって適用されるのです。

 

もしそうなってしまったら、非常に困りますよね。

 

裁判を起こしてもいいのですが、費用もかかるし勝てる見込みも少ないようです。

 

 

そんな時に役立つのが車両保険無過失事故特約という特約。
簡単に説明すると、自分に否がない場合に等級を下げずに車両保険が使えるという特約です。

 

相手が任意保険に入っていない時にも役立つので覚えておくといいですよ。

 

ちなみに、この車両保険無過失事故特約は自分の車の修理費に当てる特約です。
同じような特約に「無保険車傷害特約」がありますが、こちらは後遺障害や死亡に対する特約となっています。

 

 

 

特約の費用はいくら?

確かに自分が100%悪い事故を起こしたら役立つかもしれません。
でも、加入金額も気になりますよね。

 

ご安心ください。対物超過修理費用保証特約の年間費用は数百円程度。

 

1,000円以下で付けられるのだから、もしもの時を考えて付けておいて損はないでしょう。
と言うか、もし加害者になった時のことを考えればつけるべき特約です。

 

 

そもそも車の時価はどう決める?

 

車の時価は、標準仕様を基本として「車種」「年式」「走行距離」で決まります。

 

自動車査定には、イエローブック、レッドブックと呼ばれる、相場価格を調べる本があります。
イエローブックは、日本自動車査定協会が毎月発行しているもので、査定ガイドの一種です。

 

「時価」というと、同じ年式走行距離の中古車の販売価格と思うかもしれませんが、違います。

 

中古車の販売価格は、「時価+諸費用+税金+販売店の利益」となっています。
保険会社から支払われる金額には、利益も税金も諸費用も含まれていないのです。

 

なので、もし事故にあったら保険でなんとかなるだろう・・・と漠然に思っていたら注意です。

 

中古車の場合は、全損でも買い換えるだけのお金は補償されませんよ。

 

なので様々な特約があります。
通販型の保険にはいる場合、これらの特約のことを理解して入るようにしましょう。

 

代理店なら、担当者に話を聞いてわからないものは質問しておきましょうね。

 

 

まとめ

 

事故を起こしてしまった時、相手の車の修理費用は「対物賠償責任保険」を無制限で掛けておけば、どんなに高額でもすべての費用は保険会社が補償してくれる。
そう思っていた人は多いのではないでしょうか。

 

時価を超えた分は、補償されないというのは、正直「聞いてないよ〜」的な気分。
よく内容を理解していないと言われればそれまで、その通りです。

 

「対物超過修理費用補償特約」は、年間数百円の保険料です。
特約の中でも軽く見られがちなのかもしれませんが、その存在を知ってしまうと、できることなら「対物賠償責任保険」に「対物超過修理費用補償特約」をプラスした方がいいと、多くの人は思うことでしょう。

 

保険はもしもの時のため、いろいろな要因が複雑に絡み合うケースがほとんどです。
どんな特約をプラスするといいか、今はインタネートで簡単に目安を知る事ができます。また、希望すれば複数の保険会社から詳しい説明を受ける事もできます。

 

自分が保険に掛けることができる費用と、補償内容をよく吟味して、備えたいものです。


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