ダイレクト型自動車保険ってどこがいいの?
ダイレクト型自動車保険は、契約者と損害保険会社がダイレクトに契約する形の自動車保険です。
たくさんの保険会社がありますが、代理店と呼ばれる身近な担当者はいません。
その代わりに、直接入ってくる契約者の声に耳を傾け、時代に合わせた割引サービスを取り入れたりしています。
「事故対応力が心配・・・。」という声もありますが、実際の事故対応に関しては、コールセンターの担当者などによって受ける印象が変わることもあります。
ダイレクト型自動車保険の数はどんどん増えていき、どの保険が良いのかわかりづらいですよね。
でも、よーく見てみると、各保険会社それぞれ特徴があります。
今日は、ダイレクト型自動車保険の一覧と、おすすめ・ランキングということで、人気のダイレクト型自動車保険会社の特徴をお伝えします!
ダイレクト型自動車保険の一覧
代表的なダイレクト型自動車保険を取り扱う会社には、以下のようなものがあります。
日本損害保険協会に属している損害保険会社と、外国損害保険協会に属している損害保険会社があります。
ソニー損害保険株式会社
チューリッヒ保険会社
三井ダイレクト損害保険株式会社
アクサ損害保険株式会社
SBI損害保険株式会社
セゾンおとなの自動車保険
イーデザイン損害保険株式会社
そんぽ24損害保険株式会社
セコム損害保険株式会社
※リンクをクリックすると口コミがみれます。
現在契約できるダイレクト型自動車保険会社は、上記の9つです。
ダイレクト型、といっても代理店型と同じような補償内容を取り扱う会社もあります。
そしてダイレクト型も代理店型も、基本的な補償は同じであっても限度額や、細かな補償内容は保険会社によってバラバラです。
ダイレクト型自動車保険ランキングBest3
基本的な補償を除いて、特徴的なサービスや特約などの面から主要なダイレクト型損害保険会社を見てみましょう。
2016年3月末で契約件数が80万件を超えたのがSBI損保の自動車保険です。
SBI損保の加入者の98%が保険料にとても満足、満足、普通と答えています。
事故対応
事故受付:24時間365日
初期対応:代車の手配・病院の連絡
事故対応:専任スタッフによる示談交渉・お客様訪問・被害事故相談・弁護士の紹介
事故対応については、オリコン日本顧客満足度ランキング8年連続No1ということもあり、評価が高いです。
スマートフォンと従来の携帯電話から指定サイトへアクセスし、GPSを利用して位置情報を共有し、事故対応を速めています。
事故対応は24時間365日受け付けられ、タイムズレスキュー株式会社が提供するロードサービスが自動的に付帯されます。
とはいえ、口コミの中には「事故対応が最悪だった」という声もあり、ちょっと不安もあります。
事故対応はオペレーターの質にもよります。
マニュアル的な対応に嫌気が差す方もいると思いますし、顔が見えない電話対応で不満を持つ方もいるでしょう。
このあたりは、ダイレクト型自動車保険のデメリットでもあるので、しっかり対応してもらいたいなら代理店型を選ぶ方がいいでしょう。
ロードサービス
全国9,580箇所の拠点から現場に急行してくれます。
レッカーサービスは距離無制限で無料。ガス欠トラブルについては10リットル無料で対応しています。
バッテリー上がりやキーとじ込みなどの緊急トラブルは、30分程度なら無料で行ってくれます。
バッテリー上がりや点検は、契約期間内で2回まで利用できます。
特約
自転車事故補償特約がありますが、他社の自動車保険で車外・日常生活での事故による傷害などへの補償と似通っています。
個人賠償責任特約の取り扱いが、自転車事故保障特約を付けた場合の自転車走行中の事故に限られます。
店舗などで高額な商品を壊してしまった場合などに備えたいときは、別途傷害保険や火災保険に付加しましょう。
もらい事故(無過失事故)への補償として弁護士費用特約はありますが、車両保険の無過失事故に関する特約は取扱いがありません。
割引
インターネット割引は最大10,000円、証券不要割引は500円です。
ダイレクト型自動車保険を主に扱う損害保険会社が2015年までに得た自動車保険の保険料収入で、14年間にわたって1位を誇っているのがソニー損保です。
ソニー株式会社が62.1%出資しているソニーフィナンシャルホールディングス株式会社の子会社として損害保険事業を行っています。
ソニー損保のテレビCMを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
スマートフォンアプリも充実しているので、ソニー損保に加入したら、アプリをダウンロードしておくと便利ですよ!
事故対応
J.D.パワーの自動車保険事故対応満足度調査で2015年と2016年に2年連続で1位となりました。
事故対応は24時間365日受け付けられています。
20時までに受付完了した場合は、その日のうちに事故相手、病院、修理工場への連絡と代車の手配がおこなわれ、対応結果が報告されます。
土日でも即日対応してくれるのはうれしいですね!
事故が起こったときに、駆け付けるのは全国に約2,800ヵ所の緊急発信拠点のあるセコムの緊急対処員です。
代理店型であっても担当者によっては事故現場には来てもらえないケースもある中で、セコムのネームバリューもあり安心感を得られます。
ロードサービス
ロードサービスは自動的に付帯され、全国9,000箇所のサービス拠点で24時間365日受付しています。
緊急トラブル(バッテリー上がりやガス欠)、レッカー牽引、宿泊帰宅費用など基本的なサービスに対応しています。
以前は緊急トラブルの回数制限はなかったのですが、2017年7月以降の契約者については、契約期間で1回までの利用となります。
特約
自動車事故以外で日常の損害賠償費用を補償する個人賠償責任保険特約を取り扱っています。
自転車事故や、店舗で商品を壊してしまった場合などに備えたい方などに人気がある特約です。
もらい事故(無過失事故)への補償として弁護士費用特約はありますが、車両保険の無過失事故に関する特約は取扱いがありません。
割引や特約
インターネット割引は最大10,000円、証券不要割引は500円です。
ソニー損保の契約者向けの優待が受けられる「クラブオフサービス」が提供されています。
レジャー施設や宿泊施設、映画やグルメに関する優待があり、自動車保険の契約2年目になると優待される割引率が高くなることが特徴的です。
日本損害保険協会ではなく、外国損害保険協会に所属している損害保険会社として日本でのシェアが高いのがチューリッヒ保険会社です。
スーパー自動車保険と、Webに特化したネット専用自動車保険の2種類の自動車保険を取り扱っています。
事故対応
2015年度にチューリッヒがおこなった事故対応満足度調査で満足、やや満足、普通と答えた人が95.6%あり好評です。
事故対応は24時間365日受け付けられています。
20時までに受付完了した場合は、その日のうちに事故相手、病院、修理工場への連絡と代車の手配がおこなわれ、対応結果が報告されます。
ロードサービス
ロードサービスは自動的に付帯されます。
全国9,500箇所に拠点があり、24時間365日受付しています。
基本的なロードサービスはついています。
緊急トラブル対応は、保険期間内に1回のみ無料です。
特約
自動車事故以外で日常の損害賠償費用を補償する個人賠償責任保険特約を取り扱っています。
自転車事故や、店舗で商品を壊してしまった場合などに備えたい方などに人気がある特約です。
もらい事故(無過失事故)への補償として弁護士費用特約はありますが、車両保険の無過失事故に関する特約は取扱いがありません。
割引
インターネット割引は最大10,000円、証券不要割引は500円です。
おすすめのダイレクト型自動車保険は?
おすすめの3社を見てもらいましたが、はっきりいって、事故対応やロードサービス、割引等で比較するとどこも変わりません!
事故対応が良いところを探そうとしても、電話に出たスタッフ次第ということもあり、安定しません。
料金で比較するなら、一括見積もりを取って比較するのが一番いいでしょう。
ただ、一括見積もりを利用する上での注意点があります。
それは契約内容をしっかり確認すること。
保険料が安いからと契約してみたものの、十分な補償内容になっていなかったら意味がありません!
また、車両保険の無過失事故に関する特約は前述した3社では取り扱いがありません。
ダイレクト型、代理店型含め、その補償内容の取扱いや限度額に差があります。
見積もりを依頼する場合などは、特約の状況や保険金額などをしっかり見比べて選びましょう。
ダイレクト型自動車保険は、担当スタッフが居るわけでもなく、契約更新などの人件費を削っている分保険料が安くなっています。
保険料が安いのは大きなメリットですが、担当スタッフがいないのは事故対応への不安にもつながります。
また自分の保険の契約内容がしっかり把握できない方にもおすすめできません。
補償内容は何にいくらあれば良いのか?
特約は何をつければ良いのか?
この質問に答えられないなら、少し高いお金を払ってでも代理店型の自動車保険のほうが安心感は高いでしょう。
代理店型とダイレクト型の違いがいまいちわからないという方は下記の記事を参考にしてください。
→代理店型とダイレクト型の違いは?メリット・デメリットまとめました
自動車保険ってどこがいいの?
「補償内容や特約ってどう決めたらいいの?」
「安い保険がいいけど事故対応が心配」
とどの保険がいいのか迷っているなら、まずはこちらを御覧ください。
→賢い自動車保険の選び方。もしもの時に後悔しないために
え、5万円も!?自動車保険を見直そうと思ったら
と考えているなら、まずは一括見積りをしてみましょう。
複数社を比較することによって、自分に必要な保険がわかり、しかも保険料を安くできるかもしれません。
一括見積を利用することによって、10%の人が5万円以上安くなっていますよ!
→自動車保険の一括見積はこちら(無料です)
スポンサードリンク
関連ページ
- 代理店型自動車保険の一覧とおすすめランキング
- 事故対応の評判がいい自動車保険はどこ?自動車保険ランキング
- 【年齢別】一番安い自動車保険ランキング。40代と20代で比較してみた結果
- ソニー損保の口コミと評判。事故対応とロードサービスはどう?
- SBI損保自動車保険の口コミ|事故対応がひどすぎるって本当?
- 全労済マイカー共済の評判。安いけど事故対応やロードサービスはどう?
- エース損害保険 自動車保険の口コミと評判
- JA共済自動車保険の口コミと評判。事故対応やロードサービスはどう?
- セコム損保自動車保険の口コミと評判ってどうなの?
- セゾンおとなの自動車保険の口コミと評判はどうだろう?
- 共栄火災自動車保険って高いの?口コミと評判まとめ
- AIU自動車保険の口コミと評判は?見積もりを取る前にチェック
- あいおい損保自動車保険の口コミ評判は?見積もりを取る前に!
- アクサダイレクト自動車保険の評判。ロードサービスや事故対応はどう?
- イーデザイン損保の口コミと評判。事故対応やロードサービスはどう?
- チューリッヒ自動車保険の口コミ評判。事故対応やロードサービスは?
- 三井ダイレクト損保自動車保険の口コミと評判はどう?
- 三井住友海上自動車保険の口コミ評判。ロードサービスや事故対応は?
- そんぽ24自動車保険の口コミはどう?ロードサービスや事故対応
- 損保ジャパン日本興亜自動車保険の評判。ロードサービスや事故対応はどう?
- 東京海上日動自動車保険の評判。事故対応やロードサービスはどう?
- 日新火災海上保険自動車保険の評判。ロードサービスや自己対応はどう?