自転車保険が義務化!?焦って加入する必要なし!

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埼玉県で自動車保険が義務化!他県でも続々・・・

2015年~2017年 中古住宅成約件数(首都圏)

平成30年4月1日から、埼玉県で自転車保険が義務化されました。

 

 

つまり、自転車保険に加入していないと自転車に乗っちゃダメ!ってこと。

 

 

他県でも義務化されている地域はありますし、これからどんどん増えていくでしょう。

 

 

 

 

ただ、自転車保険に加入していなくても罰則や罰金はありません

 

だからといって加入しなくていい!

 

というわけではありません。

 

特に子供が自転車に乗るなら、加入すべきです。

 

 

なぜなら、自転車事故での高額賠償事例が増えているから。

 

 

代表的な事故を一つ紹介しますね。

 

 

9,521万円もの損害賠償請求

 

小学校5年生のA君は、家に変える時に坂道を自転車で軽快に飛ばしていました。

 

夜間で見えにくくなっている道路には、一人の女性(62歳)が歩いていたのです。

 

女性に気づいたときには時すでに遅し。

 

そのまま正面衝突して、A君は自転車から放り出され、女性は道路に頭を打ち付けてしまいました。

 

 

A君は擦り傷程度で済みましたが、女性はそのまま救急車で運ばれました。

 

その後、女性は頭蓋骨骨折等の損害で、意識が戻らない状態となってしまったのです。

 

 

そして、A君の両親は裁判で9,521万円もの賠償額を請求されることに。

 

内訳は下記の通り↓

 

介護費用 3940万円
逸失利益 2190万円
慰謝料 2800万円

 

A君の両親が自転車保険に加入していたかどうかはわかりません。

 

もし、加入していなかったら今頃どうなっているでしょうか。

 

 

高額な賠償で自己破産を余儀なくされるケースも少なくありません。

 

 

自転車で事故を起こさないために、子供に教育することもとても大切です。

 

しかし、万が一上記のような事故があったら、A君も両親も普段の何気ない生活を失うことになってしまうかもしれません。

 

 

自転車保険について調べていたら、必要なかった件

 

私には子供が3人います。自転車にも乗っています。

 

 

子供の運転は危険です。
いつも事故に合わないかと被害者にならないか心配をしていますが、上記の事例のことを知ると、自分の子供が加害者になることも考えなければいけません。

 

 

私も子供時代はヤンチャで、坂道を猛スピードで一気に下ったり、夜間でもライトを付けずに走行していたことがあります。
(よく事故を起こさなかったなぁ・・・)

 

 

加害者になるという心配から、自転車保険についてもしっかり調べて、検討していました。

 

 

しかし、ここであることに気が付きました。

 

それは、自動車保険に付随している『個人賠償責任補償特約』です。

 

そう言えば、数年前に保険屋さんから言われて、付けた特約。

 

 

この特約に入っていれば、家族の自転車事故を補償してくれるのです。

 

自転車事故だけではなく、子供がお友達の高額なツボを割ってしまったり、サッカーをしていて近所の窓ガラスを割ったりしたりなど補償の対象はかなり広範囲。

 

→個人賠償責任補償特約の詳細はこちら

 

 

この個人賠償責任保険は、自動車保険だけではなく「火災保険」や「入院保険」「クレジットカード」でも加入できます。

 

 

自動車保険や火災保険に加入しているなら、個人賠償責任保険にも入っているか確認してみてください。

 

加入金額は、月額100円~500円程度です。

 

 

自転車保険は自転車の事故だけの補償ですが、個人賠償責任保険は幅広く補償してくれるのでおすすめです。

 

 

自動車保険の個人賠償責任保険を比較

当サイトは自動車保険を専門に扱っているので、火災保険やクレジットカードは置いといて、自動車保険の個人賠償責任保険を比較してみました。

 

保険名 名称 保険金 示談代行
おとなの自動車保険 個人賠償責任特約 無制限
損保ジャパン日本興亜 個人賠償責任特約 無制限
三井住友海上 家庭用日常生活賠償特約 無制限
東京海上日動 個人賠償責任特約 無制限
ソニー損保 個人賠償特約 1億円
チューリッヒ 個人損害賠償責任補償特約 1億円 ×
アクサダイレクト自動車保険 ファミリープラス 3000万円
SBI損保 自転車事故保証特約 1億円
そんぽ24 個人賠償責任特約 無制限 ×

 

漏れや間違いがあることもありますので、ご自身が加入している保険をしっかり確認してください。

 

 

現時点での最高賠償例は先程あげた9500万円です。
被害者に後遺障害が残れば、1億円近くの賠償金が必要になるので、無制限か1億円の補償がある方が安心です。

 

 

自転車保険は、その名の通り自転車の事故だけを補償するものです。

 

個人賠償責任保険は、自転車だけじゃなく幅広く補償してくれるので、自転車保険を検討する前に、加入している自動車保険や火災保険、またはクレジットカードで個人賠償責任保険に入れないか確認してみてください。

 

 

自転車保険はどこがいいの?

 

自転車保険は色んな会社から申し込めます。

 

どこがいいのかは一概には言えませんが、保険料と補償内容を確認して見てください。

 

補償内容については、個人賠償補償が1億円ついていれば安心です。
あとは、自分の怪我まで補償を付けるか付けないかでも保険料が変わってきます。

 

 

有名な自動車保険の一覧を掲載しておきます。

 

自転車保険 年額
全日本交通安全協会 1230円~
au損保 自転車向け保険 3920円~
楽天 自転車保険 1960円~
DeNAトラベル 自転車の責任保険 3600円~
ちゃりぽ「自転車あんしん保険」 2900円~
三井住友海上「ネットde保険@さいくる」 3990円~
セブンイレブン「自転車向け保険」 3990円~
ドコモサイクル保険 5400円~
JCBトッピング保険 3360円~

 

 

 

自転車保険義務化の都道府県一覧

都道府県 義務化 施行日
北海道 なし
青森県 なし
岩手県 なし
宮城県 なし
秋田県 なし
山形県 なし
福島県 なし
茨城県 なし
栃木県 なし
群馬県 努力義務
埼玉県 義務化 2018/4/1
千葉県 努力義務
東京都 努力義務
神奈川県 なし
新潟県 なし
富山県 なし
石川県 なし
福井県 なし
山梨県 なし
長野県 なし
岐阜県 なし
静岡県 なし
愛知県 一部義務化(名古屋市) 2017/10/1
三重県 なし
滋賀県 義務化 2016/2/26
京都府 義務化 2017/7/7
大阪府 義務化 2016/7/1
兵庫県 義務化 2015/10/1
奈良県 なし
和歌山県 なし
鳥取県 努力義務
島根県 なし
岡山県 なし
広島県 なし
山口県 なし
徳島県 努力義務
香川県 努力義務
愛媛県 努力義務
高知県 なし
福岡県 努力義務
佐賀県 なし
長崎県 なし
熊本県 努力義務
大分県 なし
宮崎県 なし
鹿児島県 義務化 2017/3/24
沖縄県 なし

自動車保険ってどこがいいの?

「各保険会社って何が違うの?」
「補償内容や特約ってどう決めたらいいの?」
「安い保険がいいけど事故対応が心配」

とどの保険がいいのか迷っているなら、まずはこちらを御覧ください。

→賢い自動車保険の選び方。もしもの時に後悔しないために




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