車のバッテリー上がり対処法
急にエンジンがかからなくなった・・・。
エンジンがかからなくなる原因のNo1がバッテリー上がりです。
急なバッテリー上がりは本当に困るものです。
バッテリーが上がってしまった時の対処法をお伝えしますね!
エンジンがかからなくなる他の理由
もしかしたらバッテリー上がりではなく、他の理由も考えられるので、確認してくださいね。
・ガス欠
・ギアの入れ違い
・その他の故障
まずはガソリンメーターを確認してくださいね。
また、ギアがP(パーキング)にしっかり入っていることも確認してください。DやRに入っているとエンジンが掛かりませんよ。
他の故障の場合、自分では判断できないので、JAFなどのロードサービスを利用しましょう。
さて、バッテリー上がりの場合どのような対処法があるのでしょうか?
この記事では以下のことを書いてあります。
「バッテリーが上がった時はどうすればいいのか」
「ロードサービスでは対応してくれるのか、その値段は?」
「車による違い」
「交換の目安と料金」
「そもそもどうしてバッテリーあがりが起きるのか」
について見ていきます。
バッテリーが上がった時の対処方法
実際にバッテリーがあがってしまった場合はどうすればよいのでしょうか。
簡単に説明すると、バッテリー上がり解消法は次の3つ。
1.車と車を繋いでバッテリーを充電(ジャンプスターターでも可)
2.JAFを呼ぶ
3.任意保険のロードサービスを呼ぶ
JAFに入っているならJAFに、任意保険のロードサービスがあるならそちらに電話をして、来てもらったほうがいいでしょう。
時間的には30分~1時間ほどかかります。
それでは、それぞれの詳しい方法を見ていきましょう。
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バッテリー上がりを自分で解消する方法
車を持っている家族や友人に電話をして、車で現地に来てもらえるようにしてください。
車が到着したらそれぞれのボンネットを開けて、バッテリーを露出させます。
両者のバッテリーに「ブースターケーブル」と呼ばれるケーブルを付けます。これは赤黒2本からなるケーブルであり、プラス・マイナスがあります。
バッテリーがあがっている方の車のプラス部分に端子をつなぎ、そのあとバッテリーがあがっていない方の車のプラス部分に端子をつなぎます。そののち、バッテリーがあがっていない方の車のマイナス部分に端子をつなぎ、最後にバッテリーがあがっている方の車のマイナス部分に端子を付けます。
ここまできたらあと一息です。
バッテリーがあがっていない方の車のエンジンを回してください。
それを確認したら、バッテリーがあがっている方の車も同様にエンジンをかけます。
これによってバッテリーのあがりを解消することができます。
詳しいやり方は動画で確認してください。
現在は「ジャンプスターター」と呼ばれるものも出ています。
これは従来のような助けを必要とせず、自分だけででバッテリーあがりを解消できるものです。
バッテリーに接続して一時的に充電をして走ることができるようにできるものであり、非常に頼りになります。
現在は小型のものもたくさん販売されているので、車を使う人は購入してもよいでしょう。
もしもの時のために、車が2台異常ある方はブースターケーブル、1台しかないかたはジャンプスターターを持っておくと非常に便利ですよ。
自分で出来無いならロードサービスを使おう
「助けを呼ぼうにも旅行中、ジャンプスターターも持っていない……」こんな状況の場合、ロードサービスを頼むのが一般的な解決策です。
JAFや任意保険のロードサービスに入っているなら無料でできます。
JAF会員なら基本無料
JAFの場合、「会員のバッテリーあがりについてはどの時間帯でも基本的には無料。ただし、部品の費用などの実費はかかる」としています。
非会員の場合は、「昼間の場合は12,880円、夜間の場合は14,940円。部品代はもちろんのこと、高速道路使用料金も別途請求します」としています。
任意保険のロードサービスの注意点
任意保険の会社によってどこまでが無料の範囲かは変わってくるので、自分の入っている保険を確認しておくといいでしょう。
「保険期間中に1回だけならば無料」
「簡単な対処ならば可能」
「場所に制限がある」
などのようにそれぞれに特徴があります。任意保険をどれにしようか迷っている、という人はこれを基準に選んでもよいでしょう。
制限はあるものの、任意保険加入についてくるロードサービスの場合は基本的には無料です。
もし、任意保険のロードサービスがあまり充実していなければJAFに入っておいたほうがいいでしょう。
入会金2,000円、年会費4,000円なので、入っておくと安心感が違いますよ。
ガソリンスタンドでも充電できるけど出張サービスはない!
ガソリンスタンドでもバッテリーの充電はできます。
しかし、基本的にはガソリンスタンドに持ち込んでやってもらうことになります。
出張サービはないので、出先や家でバッテリー上がりを起こしたら、JAFかロードサービスに頼むといいでしょう。
バッテリー充電の費用はだいたい2,000円くらいです。
あと、バッテリーの寿命も調べてくれます。
バッテリー上がりなどを起こしたあとは、ガソリンスタンドで調べてみてもらうといいでしょう。
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バッテリーあがりはなぜ起こる?
充電器があるわけでもないのに、なぜバッテリーが駆動しているのかを疑問に思ったことのある人もいるかもしれません。
「バッテリーがあがること」とこれには密接な関係があるので、まずはここから見ていきましょう。
バッテリーは特に充電などをしなくても、車を走らせることだけで充電されます。
そのため、理屈場は、「消費電力が車が走った時によって充電できる量を上回らなければバッテリーがあがることはない」と言えます。
実際、バッテリーがあがってしまう原因の一つは「電力の使いすぎ」です。
エンジンを切った状態で下記のことをするとバッテリー上がりが起こります。
- ヘッドライトのつけっぱなし
- 室内灯のつけっぱなし
- オーディオやテレビの乱用
- カーナビの利用
一つ一つの使用電力は多くなかったとしても、複合的に使っている場合はやはり危険性が増します。
グラウンドで野球の練習をしていた時に暗いからといって30分ほどヘッドライトをつけていましたが、見事にバッテリーが切れました(笑)
子供がルームランプをつけたままで、次の日に車に乗ったらバッテリー切れを起こしたことも3回ほど・・・。
妻の買い物に付き合うのが面倒だったので、エンジンを切ったまま車でテレビを見ていたら・・・。
走行中に友達から電話があって路肩に停め、エンジンを切って(ライトの消し忘れ)話に夢中になっていたらエンジンがかからなかった・・・。
すべて私が体験した実話です。よくありがちなので十分気をつけましょうね。
ただ、「久しぶりに車を動かそうとしたらバッテリーがあがっていた。特に乱暴なこともしていないのに、なぜ?」というケースもあるでしょう。
これはバッテリーの持つ性質に原因があります。
バッテリーはニッケル水素電池などと同じように、自然放電をする性質を持っています。まったく使っていない状態であっても少しずつ放電しているのです。
「普段動かしていない車が動かなかった」という場合は、この「自然放電」を疑うとよいでしょう。
ハイブリッド車とガソリン車の違いについて
「ガソリン車でバッテリーがあがるのは納得。でも、ハイブリッド車ならばバッテリーあがりは起きないのではないの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
実際にはハイブリッド車でもバッテリーあがりは起きます。なぜならば、走行のときに使うバッテリーとそれ以外のときに使うバッテリーは別物だからです。
そのため、ハイブリッド車でも過信は禁物です。
なお、ハイブリッド車がバッテリーあがりを起こした場合でも、ガソリン車と同じような対応が可能です。
バッテリー交換の目安と料金
バッテリーの交換時期はその車の利用方法や頻度によっても違いますが、いつかは必ず寿命を迎えます。
早い車で2年程度、長い車でも5年程度が目安でしょう。
料金については車種によって差がでます。
10,000円~30,000円程度の出費を見ておくとよいでしょう。
バッテリーは寿命が近づくとバッテリー上がりを起こしやすくなります。
もし、バッテリー上がりが起きたら、ディーラーか近くのガソリンスタンドなどでバッテリー残量を確認してもらいましょう。
まとめ
JAFの年間ロードサービス出張ランキングで1位のバッテリー上がり。
私も過去5回以上バッテリー上がりを経験しています。
急にエンジンがかからなくなると焦りますよね。
もしあがってしまった場合は、ブースターケーブルを使っての充電やジャンプスターターを利用したりすることで解消することができます。
また、JAFやロードサービスでも無料で対応してくれますよ。
非会員なら10,000円以上かかってしまいます。
私は任意保険で対応しました。1ヶ月に3回バッテリー上がりを起こした時は焦りましたが、すべて無料でやってくれましたよ。
(ちなみに東京海上日動です。』
無料で出来るなら利用したほうがいいじゃん!と思うかもしれませんが、ロードサービスの場合、時間がかかるのがデメリットです。
到着までに30分以上かかることもあります。
なので、ジャンプスターターを購入して車に積んでおくと万が一のときに役立ちます。
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