ツイート代理店型の自動車保険ってどこがいいの？
代理店型の自動車保険は、「詳しく保険について調べる時間のない人」や、「学んでみたがよく分からない」、といった利用者には人気があります。
契約者と保険会社が直接つながるのがダイレクト型自動車保険です。
一方で、契約者と保険会社のあいだに、代理店と呼ばれる担当者が入るのが代理店型自動車保険です。
少し注意したいのが、代理店といっても保険会社に直接勤めている人ではないということです。
自動車販売店や修理工場で保険を扱っているケースや、保険を複数取り扱う保険ショップでの取り扱い、生命保険会社の営業が並行して募集するケースなど、さまざまな代理店がいます。
その対応は千差万別で、同じ自動車保険会社であっても代理店が違うと対応も大きく異なります。
自動車保険選びで最初に立ちはだかる問題が、ダイレクト型で加入するのか、それとも代理店型で加入するかを選ぶことです。
今回は代理店型自動車保険について解説します。
代理店型自動車保険の一覧
代理店型自動車保険には、以下のようなものがあります。
東京海上日動
損保ジャパン日本興亜
あいおいニッセイ同和損害保険
三井住友海上
JA共済
全労済
朝日火災
AIU保険
共栄火災
ゼネラリ
富士火災
どのくらい知っていましたか？
テレビやWeb広告などで見かけた会社もあるのではないでしょうか。
どこの保険会社でも同じでしょ！？
と思っている方もいるかもしれませんが、実は保険会社ごとに特色があります。
人気の代理店型自動車保険を4つ選び、それぞれの特徴をお伝えします。
代理店型自動車保険の人気ランキング
代理店型のうちいくつかの保険会社の主な商品について、基本的な補償内容以外で特徴を挙げていきます。
東京海上日動トータルアシスト自動車保険は、東京海上日動ホールディングスが運営している損保会社で自動車保険のシェアNo1を誇ります。
日新火災も同グループ会社です。
「イーデザイン損保」というダイレクト系自動車保険も取り扱っています。
事故対応
- 全国244ヵ所
- スタッフ 全国 約 10,500名
- 24時間365日の事故受付
事故を起こしたら、代理店ではなく保険会社に直接連絡したほうが早いです。
拠点もたくさんあるし、スタッフも多いので安心です。
GWや夏休みなどの休日、夜中なども対応してくれますよ！
4つのアシスト
東京海上日動の特徴としては、事故を含めていろいろな場面で受けられる「４つのアシスト」が自動付帯されていることです。
１． 事故だけでなく故障や盗難などで走行不能となった車のレッカー搬送、応急措置に対応するロードアシスト
２． 事故発生後に専門スタッフからのアドバイス、修理工場や病院など必要各所への連絡を補助、対応状況の報告をくれる事故現場アシスト
３． 医療従事者への24時間電話相談、最寄りの医療機関の案内、予約制の専門医への相談とがん専用相談、転院する際のサポートなどを受けられるメディカルアシスト
４． 防災・防犯に対する情報や、事故に関する情報などさまざまな情報提供を受けられる事故防止アシスト
モバイルエージェント
また、スマートフォンアプリ「モバイルエージェント」が利用できます。
モバイルエージェントはさまざまな機能が集約されているアプリです。
その中でも、使える3つの機能について詳しく紹介します。
１． 担当代理店への連絡や、災害時の家族や友人との安否確認、東京海上日動の連絡先の確認がスムーズにできる機能
２． 事故や故障などの際に位置情報を知らせたり、事故の写真を送付する、事故情報のメモなどをサポート、事故対応状況のプッシュ通知など事故と故障のサポート機能
３． 契約内容の確認や変更、自動車保険以外の保険商品の内容確認や申し込み、交通安全や防災情報の確認などができる保険や安全のサポート機能
東京海上日動の保険に入っているなら、ぜひとも落としておきたいアプリですね！
車両保険の無過失事故に関する特約
また、保険会社によって異なる取り扱いとなっている「車両保険の無過失事故に関する特約」の取り扱いがあります。
無過失事故で、相手が任意保険に加入していない場合、この特約を使うことで、等級を落とさずに自分の車の修理費用を補償してくれます。
ただしオプション扱いとなり、車両保険を付けていて、尚且つ希望する場合のみ特約を付加できます。
東京海上日動に入っています！
私はかれこれ15年以上東京海上日動にお世話になっています。
両親がお世話になっている代理店を紹介してもらったのが、きっかけとなりましたが、非常に親切に対応してくれているので、保険料が高くても乗り換えようとは思っていません。
去年は、信号で停止している時に後ろから衝突されました。
100％相手が悪い事故なので、基本的には自分の保険会社は、出る幕はありません。
事故後に連絡をすると、「無過失事故なので何もできませんが、わからないことがあったらなんでも聞いてください。サポートできることはやります！」と親身になって対応してくれました！
ダイレクト系だったら、「無過失事故なので自分でやってください」という対応だったかもしれません・・・。
損保ジャパン日本興亜はNKSJホールディングスの損保会社です。
日本興亜損保も同グループです。
ダイレクト系自動車保険の「セゾン自動車火災」と「そんぽ24」が同グループです。
ＴＨＥ クルマの保険は基本的な補償は細やかに選ぶことができます。
自分で細かく設定したい方にはうれしいですよね！
事故対応
- 全国に約297拠点のネットワーク
- 約1万1千人の専任スタッフにて対応
- 夜間休日の初動
東京海上日動よりも多いですね！
大手損保会社なので、事故対応も安心です。
損保ジャパンの3つの特徴
その他にも３つの大きな特徴があります。
１． ナビタイムジャパンと提携し、安全に運転できるスマートフォン用カーナビアプリ「ポータブル スマイリングロード」
２． 車両接近アラート、安全運転診断・運転スコア、急操作アラート、ドライブレコーダー、走行履歴など安全運転のための機能があるスマートフォン用アプリ「セーフティ サイト」
３． 損保ジャパン日本興亜を含め家庭の保険を管理し、損保ジャパン日本興亜への連絡がスムーズにできるスマートフォン用アプリ「ほけんアプリ」
損保ジャパン日本興亜のマイページに登録している契約者に対し「THE First倶楽部」とい優待サービスが実施されています。
株式会社イーウェルと提携し、ＴＨＥ クルマの保険に加入している契約者は、宿泊や旅行などで優待割引を受けられます。
車両保険の無過失事故に関する特約
保険会社によって異なる取り扱いとなっている「車両保険の無過失事故に関する特約」の取り扱いがあります。
オプション扱いではなく、車両保険を付けていれば自動的に付加されます。
あいおいニッセイ同和損害保険は、MS&ADホールディングスグループです。
次に紹介する「三井住友海上」が同グループです。
また、ダイレクト系では「三井ダイレクト損保」があります。
タフ・車の保険は基本的な補償以外に、リサイクル部品使用特約があるのが特徴的です。
リサイクル部品使用特約は、車両保険の保険金支払いがリサイクル部品を使用すると前提とした金額でおこなわれます。
その代わりに通常の車両保険より5％割り引かれます。
自動車保険に初めて加入するなど低い等級で割高な保険料の人で、代理店から加入したい人にはお得な特約です。
サポＮＡＶＩ
契約者向けのスマートフォンアプリ「サポＮＡＶＩ」が提供されています。
事故後の通報などをサポートしたり、ロードサービス業者の出動や位置情報の確認、代理店担当者への連絡や、ドライブレコーダー機能などをサポートしてくれるアプリです。
特約
「車両保険の無過失事故に関する特約」はオプション扱いではなく、車両保険を付けていれば自動的に付加されます。
また、「対歩行者等傷害特約」もあります。
これは、相手の過失分も含めて補償してくれる嬉しい特約です。
健康・医療・介護に関する相談に対し、24時間いつでも専門スタッフなどのサポートを受けられるサービスがあります。
また、自動車に関するトラブルの法律相談や、日常生活の税務への相談も平日13時から17時まで受けられます。
スマートフォンアプリで契約者向けサービスや、情報提供がおこなわれています。
１． 契約内容の確認や代理店との連絡、緊急時のナビゲーション、写真や動画撮影もできる事故サポート、安全運転をチェックできる機能など契約者向けのスマートフォンアプリ「スマ保」
２． 運転をチェックする「運転力診断」、災害時のナビゲーションをしてくれる「災害時ナビ」、自転車での運転をサポートする「安心さいくる」、身体や心のケアやサポートをしてくれる「ココカラダイアリー」など契約者以外も利用できる４つのアプリ
保険会社によって異なる取り扱いとなっている「車両保険の無過失事故に関する特約」の取り扱いがあります。
ただしオプション扱いとなり、車両保険を付けていて、尚且つ希望する場合のみ特約を付加できます。
東京海上日動、損保ジャパン日本興亜、あいおいニッセイ同和損保、三井住友海上の４つを抜粋してみました。
この４つだけでも少しずつ違います。
代理店型自動車保険を希望する場合は、次項の代理店型自動車保険の選び方も是非読んでくださいね。
代理店型の自動車保険の選び方
ほんの少し前までは、保険料が高くなっても可能な限り特約は付けておきたい場合は代理店型、と思われていました。
しかし現在はダイレクト型でも同じ補償、特約を付加できるようになってきています。
たとえば、車両保険の無過失事故に関する特約でいえば、あいおいニッセイ同和損害保険の「タフ・クルマの保険」と、損保ジャパン日本興亜「ＴＨＥ クルマの保険」は、車両保険に自動的に無過失事故特約もセットして付加されます。
これが代理店型に限らず、ダイレクト型自動車保険で取り扱いも始まっているのです。
各補償をしっかり学び、自分が付加したい特約の取り扱いがあるのかチェックしてみて下さいね。
代理店型の最大の強みとは
代理店型自動車保険の強みは、事故のときにこちらの味方が増えることです。
しかし、保険会社と契約者の間に入る「代理店」となる会社はいくつも存在し、担当者によって対応には違いがあります。
事故現場に駆け付けてくれるような担当者や、保険会社にこちらの要望を強く伝えてくれる人もいれば、加入や更新の手続きのときだけ出てくるような担当者もいます。
同じ保険会社の、同じ保険商品であっても代理店・担当者次第で対応にアタリハズレがあるのが現状です。
代理店型であれば、身近に事故対応が良かったという人がいる場合は同じ担当者から加入できればより安心です。
そうでない場合は、誰かが良いと言っていた自動車保険も、自分が加入する代理店や担当者の見極めが大切です。
代理店型であっても保険会社のWebサイト上で見積もりができます。
本気で代理店型自動車保険に加入したい場合は、見積もりをとったあと、代理店の担当者と実際に会うことをお勧めします。
どのような人で、直接連絡して対応してくれるのかや、保険会社がＰＲしていること以外に対応できることなのかなどについて確認してみましょう。
自動車保険ってどこがいいの？
「補償内容や特約ってどう決めたらいいの？」
「安い保険がいいけど事故対応が心配」
とどの保険がいいのか迷っているなら、まずはこちらを御覧ください。
→賢い自動車保険の選び方。もしもの時に後悔しないために
え、5万円も！？自動車保険を見直そうと思ったら
と考えているなら、まずは一括見積りをしてみましょう。
複数社を比較することによって、自分に必要な保険がわかり、しかも保険料を安くできるかもしれません。
一括見積を利用することによって、10％の人が5万円以上安くなっていますよ！
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